AGCの特許出願分野ランキング【2026年04月29日】|FI分類で技術分野・研究開発動向を分析

AGCの特許出願分析とは

AGCの特許出願データをもとに、
技術分野の強み・出願トレンド・研究開発の方向性を分析しています。

  • 強みとなる技術分野
  • 出願件数の推移(過去10年)
  • 研究開発の方向性

AGCの技術分野ヒートマップ(過去10年)

以下は、AGCの特許出願分野(FI分類)を過去10年間で可視化したヒートマップです。

縦軸は技術分野、横軸は年度を示しており、色が濃いほど出願件数が多いことを意味します。

テトラフルオロエテンの単独重合体または共…」「化学強化」といった分野では継続的に出願が確認されており、同社のコア技術領域であることが読み取れます。

一方で、年度ごとの濃淡の変化からは、新規分野への展開や注力領域の変化も確認できます。

特許出願分野ランキング

第1位:テトラフルオロエテンの単独重合体または共…(85件)

第2位:化学強化(77件)

第3位:積層構造(77件)

第4位:フツ素樹脂からなるもの(52件)

第5位:アンテナを組み込んだもの(45件)

第6位:ふっ素を含有するもの(42件)

第7位:酸化カルシウムを含むもの,例.通常の板ガ…(37件)

第8位:けい素を含むもの(37件)

第9位:フッ素を含有するもの(36件)

第10位:窓ガラス上に形成したもの(36件)

第11位:アルミニウムを含むもの(36件)

第12位:表示装置の保護または保障,例.機械的外力…(36件)

第13位:熱線反射層または導電層を有するもの(33件)

第14位:フツ素含有系(33件)

第15位:干渉フィルター(30件)

第16位:層の主なまたは唯一の構成要素がガラスから…(30件)

第17位:充填剤,顔料または補強剤(26件)

第18位:ふっ素を含有する単量体(25件)

第19位:ふつ素化有機化合物を含むもの(24件)

第20位:光学的性質(22件)

第21位:二価金属の酸化物を含むもの(22件)

第22位:吸収フィルター(20件)

第23位:少くとも1つが有機物質の被覆でありかつ少…(20件)

第24位:反射フィルター(19件)

第25位:シリカ(18件)

第26位:フッ素化された不飽和炭化水素(17件)

第27位:複数の層からなるもの(17件)

第28位:ガラス板用(17件)

第29位:テトラフルオロエテン(16件)

第30位:亜鉛またはジルコニウムを含むもの(16件)

AGCの技術分野の特徴・研究開発の方向性

AGCの研究開発は「テトラフルオロエテンの単独重合体または共…」を中心に、「化学強化」「積層構造」といった分野での出願が目立ちます。これらの分野が同社の技術的な強みであると考えられます。

上位3分野の比率は14.3%にとどまっており、特定分野への集中というよりも、複数領域にまたがる出願構造となっています。幅広い用途・技術領域をカバーする分散型の研究開発が進められている可能性があります。

近年では「化学強化」の伸びが見られ、新たな注力分野として位置づけられている可能性があります。(直近数年間の出願件数とそれ以前の期間を比較し、増加幅の大きい分野を抽出)

なお、「その他」に分類される出願も約7.0%存在しており、
特定分類に収まらない技術領域の広がりも見られます。

出典:J-PlatPat