化学業界で離職率の高い企業は、どんな特徴があるのか!?(考察中)

 化学業界の企業を選択する上で、離職率が高いかどうかは重要な指標となります。過去記事「働きやすい化学業界の企業~定量的な比較~」離職率に関して記述しました。離職率会社四季報記載の新卒 3年後離職率を採用しております。
 そこで気になったのが、業績が高い方が儲かっているので必要な経費にお金を回せたり、良い人材が来たりと、離職率が低くなるのでは?という仮説です。一方で、儲かるために激務となっている可能性もあります。一体、どちらなのでしょうか?定量的に比較するために、業績の高さの例として、①時価総額②営業利益率を考えました。


 上図を見て頂けばわかるように、業績の指標(時価総額,営業利益率)と離職率には相関が全くありません。つまり、業績がいいから、職場にずっといたくなるという訳ではないのです。残念ながら、他の要因が大きいみたいです。
 ここで、もう一つの仮説を考えてみました。残業時間が長すぎると、自分自身の時間が取れなくなり、離職率が高くなってしまうのでは?と考えました。

 上図が残業時間と離職率の関係ですが、こちらも相関が全くないです。色々な仮説を立てましたが、業績も残業時間も離職には関係なさそうです。実際は会社のなんとも言えない風土とかが影響しているのでしょうか?引き続き、説明できる仮説を考えていこうと思います。

※1 化学業界売上高ランキング50位まで+石油化学業界+α
※2 2023年2月時データ

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