化学業界の中で、転職出来る力を蓄えることが出来る企業③~日本コークス工業、ビーピー・カストロール~

 過去の記事では、以下3点に関して転職出来る力を蓄えることが出来る企業かどうか判断してきました。
・仕事の規模(扱える金額): 売上高/従業員(百万円/人)
・若い内から仕事を任される環境かどうか: 平均年齢(年)
・勤務する企業が変わっても、持ち運べる定量的な優秀さの指標: 特許発行数(件数/人)

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 今回は、「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」という本の中で、仕事を任せてくれる企業は、社員数が100~1000人ぐらいが狙い目であると記載があり、その観点から化学業界の企業の中で、転職する力を蓄えることの出来る企業を調べました。従業員数が多いと、分業化が進み、全体感を持って仕事が出来るのは出世してからになってしまいます。全体感を持って、自分の頭で考える経験こそが自分の実力を上げ、結果的に転職出来る力を身につけることが出来るという思想です。

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★自分の実力を上げ、転職出来る力を蓄えることの出来るランキング★
●ランキングI: 就業人員(人)≦1100
ビーピー・カストロール(96),日本精蝋(241),ユシロ化学工業(314),MORESCO(384),東亜石油(511),富士石油(701),日本コークス工業(1034)
●ランキングII: 1100<就業人員(人)≦6000
東京応化工業(1816),三洋化成工業(2106),東亞合成(2539),日産化学(2737),日本曹達(2785),タキロンシーアイ(3227),小林製薬(3451),高砂香料工業(3756),日油(3787),日本ゼオン(3981),クレハ(4259),ポーラ・オルビスHD(4261),アース製薬(4522),日本触媒(4526),サカタインクス(4766),エフピコ(4792),アイカ工業(4949),ADEKA(5378),セントラル硝子(5420),トクヤマ(5665),日本化薬(5703)
●ランキングIII: 6000<就業人員(人)≦15000
デンカ(6358),コスモエネルギーHD(7111),ライオン(7584),東洋インキSCHD(7887),住友ベークライト(7916),コーセー(8612),JSR(9696),UBE(9849),三菱瓦斯化学(9888),ニフコ(10193),東洋紡(10503),ダイセル(11104),クラレ(11330),カネカ(11335),東ソー(13858),出光興産(14209)
●ランキングIV: 15000<就業人員(人)≦30000
ニチレキ(15296),関西ペイント(15670),ユニ・チャーム(16308),三井化学(18780),エア・ウォーター(19299),日本酸素HD(19398),帝人(21815),DIC(22474),信越化学工業(24954),日東電工(25961),レゾナック(26054),積水化学工業(26419)
●ランキングV: 30000<就業人員(人)
日本ペイントHD(30247),花王(33507),住友化学(34703),資生堂(35318),ENEOSHD(41852),旭化成(46751),東レ(48842),AGC(55999),三菱ケミカルG(69784),富士フイルムHD(75474)

※1 化学業界売上高ランキング50位まで+石油化学業界+α
※2 2023年2月時データ
※3 有価証券報告書より調査。()内は就業人員で連結会社を含む

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 化学業界売上高ランキング50位まで+石油化学業界+αの中で、ランキングIの就業人員(人)が1100人以下の中から、総合的に良い会社を過去記事のレーダー図(技術力/安定性/働きやすさ/成長性/年収)から判断していくと、日本コークス工業、ビーピー・カストロールがおすすめです。保有設備に対する利益はそれぞれ高く、3年後離職率を表す働きやすさがまずまずといったところです。
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