化学業界の企業をざっくり5角形のレーダー図でスクリーニング~総合1位は富士フイルム、花王~

 これまで色々な視点から化学業界の企業を比較してきました。多面的に企業を選ぶ必要がある一方、簡易スクリーニングも重要だと思います。そこで、①技術力②安定性③年収④成長性⑤働きやすさに関して、化学業界売上高ランキング50位まで+石油化学業界+αにおいて、それぞれ5段階で比較します。

★①技術力⇒ROA(当期純利益 ÷ 総資産)★
総資産である工場などの設備から、どれだけの利益を生み出しているかが、企業の技術力だと考えました。
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★②安定性⇒外部機関による調査★
企業が資金調達を行う際に使用する外部機関による信用格付けが実施されています。信用格付け=貸したお金を返す力があるか、は企業の安定性を示すと考えました。
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★③年収⇒OPEN WORKにおける年収@30歳★
30歳年収を選択した理由は、相対的に比較するためのデータ数が最大であったため。
有価証券取引書記載の年収は、ホールディングスは本社の一部の人員だけの年収となり、その他企業との比較が難しいため、ランク比較にはOPEN WORKの年収値がベターと判断しました。
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★④成長性⇒時価総額
 四六時中企業のこと(儲けること)を考えている投資家も含めた様々な人がほぼ全ての知り得る情報を考慮した結果、株価が決まり、時価総額=株価×株式であるため、時価総額は、比較的精度が高く企業の成長性を判断できるはずです。その他指標と比べて、データが豊富で簡易的に比較できるのもメリットです。
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★⑤働きやすさ⇒新卒3年後離職率
働きやさの定量的な指標として、新入社員の3年後離職率に注目しました。単純な離職率ですと、たまたま定年の世代が多いときなど、バラツキの影響を受けますが、3年後離職率であればそういったバラツキは少なく、指標として適していると考えました。
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以下、実際の結果のランキングとレーダー図です。総合1位は富士フイルム花王です。自分自身が就職しようとしている会社がどんなレベルなのか確認してみてください。






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