石油元売各社に関しては、過去の記事で書いた通り、投資も少なく、最も利益を出しているのは出光興産であり、出光興産が技術力で一歩先を進んでおります。今回は、石油元売会社に就職・転職しようとしている方に向けて、従業員の働きやすさを示すエンゲージメントが高い会社を紹介しようと思います。
まずは、ENEOSに関してですが、エンゲージメントサーベイは近年実施し始めたようで、データがなく、他企業のデータがある中、従業員の働きやすさへの配慮は少ないと感じました。データが公表されていたのは、出光興産とコスモであり、特に出光興産は”やりがい”スコアという独自の指標により2019年という早期からモニタリングを開始しており、他社に比べて意識の高さを感じます。本題の出光興産とコスモのスコアですが、時系列でどちらの企業も数%(2~3%)改善が見られます。出光興産に比べて、コスモの方が絶対値は小さいですが、各社調査の仕方が異なるため、絶対値には意味がなく、時系列での改善具合を比較するのみとなります。従業員の働きやすさの改善は各社困っており、効果は得られていない状況ではありますが、調査を開始したタイミングは出光興産、コスモ、ENEOSの順番で早く、この順で従業員を大事にしようという意思は感じますね。

本記事では、働きやすさをエンゲージメントスコアの調査開始の早さで3社を比較しましたが、今回のENEOSのように調査結果が公表されていない場合もあるため、過去はいくつかの代替指標で調査をしておりました。参考にしてみてください。
●新入社員の3年後離職率(2017~2021年): コスモ(4%)<出光興産(9%)
※創業年が古ければ古いほど、腐敗していきやすいという仮説
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●年休取得日数: ENEOS(20日)>コスモ(18日)>出光興産(14日)
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