【化学業界】企業比較
大学卒の40%は転職を1回経験、20~30%は2回経験しております(※1)。つまり、転職する人はかなり多く、転職前提で就職していかないといけないと言えると思います。そんな状況の中では、”転職出来る力を蓄えることができる”企業に就職することはポイントとなるは…
就職してみるまで、企業の仕事のやり方/雰囲気を掴むことは難しいです。難しい中でも、なんとか企業を比較して、自分の思い描く企業に就職していく意思決定が重要となってくるのです。今回は、化学業界の企業の中で、仕事のやり方/雰囲気に大きな影響を与え…
5年後の化学業界における年収が、「高収益&高年収 業界企業地図」で予想されており、化学業界における1位は住友化学(予想年収930万円)となっておりました。 複数の仮定が混在しているものの、年収の予測に関して定量的な値を出しており、素晴らしい記事です…
過去の記事では、以下3点に関して転職出来る力を蓄えることが出来る企業かどうか判断してきました。 ・仕事の規模(扱える金額): 売上高/従業員(百万円/人) ・若い内から仕事を任される環境かどうか: 平均年齢(年) ・勤務する企業が変わっても、持ち運べる定…
化学業界の企業において、ホワイト企業かどうかを見極める定量的な指標は新卒 3年後の離職率が最も良いと考えております。そこで次のステージとして、ホワイト企業に入った後に、成長出来ると感じられる環境かどうかだと思います。 jobofferdiary.hatenablog…
「給料の上げ方」という本を読んでいると、企業規模が大きく(就業人員が多くなる)と、分業が進むことにより個々人の専門性/技術力が高くなり企業の生産性が向上するため、、年収も高くなり、有給も取りやすくなる。一方で、企業規模が小さい方が、意思決定…
jobofferdiary.hatenablog.com 上の過去記事では、新入社員の3年後離職率を“働きやすさ”の定量的な指標として、考えました。今回は、”働きやすさ“の指標として、年休取得日数も追加することで、化学業界の企業の中でホワイト企業をあぶりだしたいと思います…
これまで色々な視点から化学業界の企業を比較してきました。多面的に企業を選ぶ必要がある一方、簡易スクリーニングも重要だと思います。そこで、①技術力②安定性③年収④成長性⑤働きやすさに関して、化学業界売上高ランキング50位まで+石油化学業界+αにおい…
転職する際に、ポイントとなるのは、転職しても自分が何をしてきたかきちんと説明できるかどうかです。社内的な仕事は、転職の際には、ふわっとしか説明できず、自分の知識量や優秀さを説明することは難しいです。そんなときに、前職できちんと世間に公表さ…
化学業界の企業に勤めた場合、学閥が意外と残っています。表立ってはないようには見えますが、同じ大学の懇親会や、リクルート活動をお偉いさんと一緒に行うなどで、同じ能力であれば学閥に所属している方が出世しやすいです。そういった学閥の重要性は入社…
化学業界の企業を選択する上で、離職率が高いかどうかは重要な指標となります。過去記事「働きやすい化学業界の企業~定量的な比較~」で離職率に関して記述しました。離職率は会社四季報記載の新卒 3年後離職率を採用しております。 そこで気になったのが、…
一度入社した会社が、ハラスメントや業績悪化などで転職せざるを得ない状況になるのは、とてもストレスです。入社する前から、長く働くことの出来る企業を選ぶことが出来れば、平和に暮らすことが出来ます。そこで、化学業界の企業で、新入社員の3年後離職率…
これから就活/転職しようとする際に、入りたい企業が新卒を重視しているか/中途採用を重視しているかの方針が分かることで、メリットがあります。就職/転職活動が出来る会社は限られているため、あらかじめある程度絞っておく必要があります。 例えば、中途…
過去記事「化学業界の企業の年収ランキングと就職/転職難易度~コスパ良企業は日本触媒と出光興産~」では、年収の基準として、OPEN WORKの30歳の値を採用しました。今回は有価証券報告書に記載の平均年収で企業間を比較します。確かに、三菱ケミカルや富士…
長期的な視点では、企業が存続し利益を出し続けることは重要ですが、転職が多いこのご時世で最も重要なのは、転職できる自分の力を身につけるべく、就職した化学メーカーできちんと力を蓄えることできるかどうかです。 化学メーカー勤務における自分自身の成…
化学業界の企業の社会人となってから、中学を卒業する時点で、生涯賃金の観点から最終学歴をどうするのが良いのか悩むべきだったと今更ながら思います。後追いですが、最終学歴の違いによる生涯年収を試算した結果を下に示します。 生涯年収の大小の結論とし…
化学業界の企業における高い技術力とは、売れる分野の製品を選択/製造し、その上でコストダウンや生産性最大化などのような製造技術力を有していることが重要だと考えられます。 技術力 = 製品分野選定能力+製造技術力 製造技術力と製品分野選定能力を定量…
就職/転職する際には、企業ごとの残業時間など気にするでしょう。残業時間と病気リスクに関する研究は「科学的な適職」で紹介されておりましたので、化学業界の企業の残業時間をまとめ、その病気リスクを比較しました。鈴木祐著「科学的な適職」を参考に以下…
★安定収益企業ランキング★ 化学系の企業は、いろんな分野の製品を生産しております。作った売上分の利益が出る分野(規模の理論が働く分野)とそうでない分野があります。売上に対して利益が安定して出ない分野の1例としては、原料の価格が大きく変動しやすい…
信越化学工業は日本の化学業界の企業の中で、時価総額がNo1であり、元社長の金川千尋さんは国内外問わず有名な経営者であり、複数の賞を受賞されているようです。そんな信越化学工業の経営哲学は端的には2点であり、それぞれの定量的な指標について考えまし…
働きやすさと成長性を両立する化学業界の企業を調査しました。働きやすさは3年後離職率から、成長性は時価総額から定量化しました(人生の最も長い時間を過ごす場所(企業)を選ぶには、様々な指標から定量的に判断することが重要だと考えております。)。四六時…
★給料の高い会社ランキング★「どうせ就職するなら、出来る限り給料の高い企業に入りたい」 そんな言葉に応えるため、化学業界の企業の年収ランキングを作成しました。年収はOPEN WORKによる30歳年収を採用(相対的に比較するためのデータ数が最大であったため…
就活/転職する際には、働きやすさと持続安定性がポイントとなります。それぞれを定量化し、マトリックスにまとめました。右上が◎GOOD、左下が△BADです。 働きやすさと持続安定性を両立するTOP企業は、下表より富士フイルム、花王、旭化成です。この三社の中…
企業の収益性/安定性という観点からの“良い”企業を考えることも大事ですが、就職/転職する際の企業としては、働きやすさという視点も大切です。働きやすさの定量的な指標として、新入社員の3年後離職率に注目しました。単純な離職率ですと、たまたま定年の世…
★グローバルシェア情報★ 化学業界の企業において、シェアの高い製品を持っているかはキーポイントになります。様々な企業との争いに勝つことができる技術力を持っている企業が、製品のシェアを高くすることが出来るからです。下記にリストアップされた企業か…
化学業界の企業に就活/転職する際には、その企業の安定性がポイントとなるはずです。企業の安定性を担保する考え方の一つに“グローバルニッチ”があります。“グローバルニッチ企業”とは 世界市場の規模が100~1000億円 かつ 20%以上の世界シェアを所有している…
企業が資金調達を行う際に使用する外部機関による信用格付けが実施されています。その信用格付けランキングを化学素材メーカーで整理しました。信用格付け=貸したお金を返す力があるか、は企業の持続安定性を基本的には示すため、化学業界における就職/転職…